豊胸手術の切開位置について

豊胸術のうち、脂肪注入やヒアルロン酸豊胸の場合、乳房の下やワキの下に約3mm程度の小さい傷跡ができますが、時間の経過とともに分からなくなります。シリコンバッグ豊胸術では、シリコンバッグを挿入する必要があるので、最低でも3cm程度の切開が必要があります。小さな傷口から挿入できるような器具もあり、一人一人の体格やバッグの大きさ、挿入位置などを考慮して、切開位置が選ばれます。シリコンバッグ豊胸術で切開されるのは、一般的に次の4ヶ所のいずれかです。

腋窩切開は、ワキの下のしわに沿って切開する方法です。ワキの下にはスジが多く、傷跡はそのうちの1本になって目立たなくなります。また、普段は人目に触れない場所なので安心です。シリコンバッグを乳腺下に挿入する場合と大胸筋下に挿入する場合のどちらにも対応でき、日本で最も多く行われている方法です。

乳房下溝切開は、乳房の下のしわに沿って切開する方法です。バストにある程度の大きさがあれば傷跡が目立たないので、この方法をとることがあります。傍乳輪切開は、乳輪に沿って切開する方法で、乳腺下にバッグを挿入する場合に使われます。ただし、日本人の場合は傷跡が見えやすいので敬遠されがちです。

側胸部切開は、乳房の横を切開する方法ですが、現在はほとんど行われていません。どの切開方法も、術後半年から1年程度で傷跡が徐々に目立たなくなっていきます。ケロイド体質で、何年たっても傷跡が盛り上がったり赤くなっている場合には、修正手術で改善します。

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